トラブル対処法

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トイレのつまり対処法

カテゴリー:トイレ

「トイレがつまって水が流れない!」

「水を流すと水位が上がって、あふれ出しそう!」

 

そんな時にも、すぐに水道工事会社に電話をするのではなく、ご自分で対処できるかどうかを判断できるように、対処法をお教えいたします。

むやみにつまりを解消しようとすると、つまりの原因になっている異物を押し込んでしまうなど、状態を悪化させてしまう可能性がありますので、以下をお読みになって慎重に対応してください。

 

つまりの症状の確認

多くの場合、トイレがつまった!と認識するのは、便器の水が流れない、あるいは流れが悪く、流したあとの水位がいつもより高い位置でそのまま留まるか、徐々に水位が下がっていくケースがほとんどだと思います。

その他にも、便器に溜まる水位が安定しないとか、流れるときにいつもと違う異常音がする

等の症状が合わられた場合は、つまりの前兆である場合が考えられます。このような異常を感じた場合も以下の対処法をお試しください。

 

つまりの原因は?

つまりの症状に遭遇した時、「ああ、もしかしてあの時のあれが原因かも?」と思い当たる節がありますか?

トイレのつまりの原因は、以下の4つが考えられます。

1.通常流せる、トイレットペーパーや流せるお掃除シート、通常の便など、水溶性のものがつまった。(と思われる。その他の原因が思い当たらない。)

2.おむつや生理用品、残飯など、水に溶けない本来トイレに流してはいけないものを流してしまった。

3.それ以外のもの。ペンや歯ブラシ、眼鏡などの固形物を流してしまった。

4.尿石の付着による、便器の洗浄性能の低下。尿石とは、尿の成分が蓄積されて、黄色く固まったものです。見た目にも尿石の汚れがひどい場合には、この原因が疑われます。

 

原因別の対処法

2.3.については、除去するしか方法がないので、自分でとりだせるかどうかを判断し、取り出せそうであればビニール手袋を着用して、お試しください。できないと判断した場合は、水道修理受付センターにご連絡ください。

2.の中でも、水を含んで膨らむ素材の場合、膨らんだ素材が破けてしまうと、事態が悪化する可能性があります。無理はせずに、水道修理受付センターまでご連絡ください

4.の場合は、市販の尿石除去剤(デオライトL、サンポール、トイレのルック等)で尿石を溶かして、つまりを解消する方法を試します。

薬剤の使用方法をよく読み、便器に薬剤を投入して、規定の時間放置した後、つまりが解消すれば完了です。つまりが解消しない場合は、水溶性のつまりが疑われます。以下、読み進めてください。

 

自分でできるつまりの解消法

 

水溶性の異物によるつまりの解消法は、大きく4つあります。順番に試していきましょう。

1.水を流す

バケツに水を汲み、排水口に向けて水を流し、水の圧力や勢いでつまりを解消する方法です。一気に流し込むと、あふれてしまう恐れがあるので、様子を見ながら流します。ただし、すでに水位が高く、水を流し込む余裕が少ない場合は、方法4.に進みます。また、お湯をすぐに用意できる場合や、寒いと感じる日は、1.水を流す解消法を飛ばして、2.お湯を流す解消法からお試しください。水を流してうまく流れず、水位が下がらない場合、次にお湯を流す解決法を試すには、一度便器の中から水を排出しなければならなくなるからです。

2.お湯で流す

水を流してもうまくつまりが解消されない場合にはお湯を使います。この際、熱湯は厳禁です。60℃以上のお湯を流すと便器がひび割れる可能性があります。必ず40〜60℃までの、手で触れてやや熱いと感じる程度まで温度を下げたお湯を注ぎます。お湯を注ぐ場合も、なるべく高い位置から排出口に向けて、あふれないように注ぎます。その後1時間ほど置いて、詰まっている水溶性の異物をふやかします。放置した後、つまりが解消していなければ、バケツに水を汲み少しずつ流して様子を見ます。それでも解消しなければ、3.重曹と酢を使うに進みます。

3.重曹と酢を使う

重曹とお酢による洗浄力でつまりを解消する方法です。重曹とお酢を混ぜると炭酸ガスの泡が発生し、便や尿石の汚れやぬめりを除去する効果があります。

重曹をカップ1/4程度、便器内部の排水口に投入します。その上からお酢をカップ1/2程度入れます。(お酢はお安い穀物酢でOK。クエン酸があればそれでも大丈夫です。分量も同じ。)さらにその上から50℃程度のお湯を、便器の半分くらいの推移に上がるまで注ぎます。次第に泡立ち始めます。1時間ほど経過したら、バケツで水を流し、スムーズに流れるかどうか試します。

4.ラバーカップを使う(ペットボトル、あるいは手で代用する)

 

薬剤を使ってもつまりが解消されない場合は、ラバーカップを使って、つまりの原因となっている異物に圧力をかけて流します。ラバーカップはホームセンターなどで購入できます。トイレのタイプによって種類が分かれますので、トイレの取扱説明書か、なければ写真を撮ってホームセンターに行き、適合するタイプのラバーカップを購入しましょう。

 

ラバーカップの使用方法

まず、床にビニールシートか新聞紙を敷きます。

便器の水位が高すぎると、あふれる恐れがありますので、便器上部から10pほど下になるように調整します。(水位が低すぎても効果が得られないので、低い場合は水を足します)

便器から水が飛散しても問題がないように、ビニールシートの中央に穴をあけ、ラバーカップの柄を通し、そのまま便器を覆います。

排水口にラバーカップをゆっくり押し込んで密着させたら、勢いよく引き上げます。(とはいっても事故が起きない程度に。細心の注意が必要です)つまりが解消するまで繰り返し行います。

 

ラバーカップを手に入れることが難しい場合は、ペットボトルや手を使ってつまりを解消できる場合もあります。

 

ペットボトルを使う場合

500ミリリットルくらいのペットボトルの底部をカッターで切りこみを入れ、はさみでカットします。ビニール手袋をはめて、ペットボトルの口に親指を入れ、便器の排出口にペットボトルのカットした底面をはめます。つまりの異物を前後に動かすつもりで、つまりが解消するまでペットボトルを上下させ、圧を加えます。

 

手を使う方法

ペットボトルの用意も難しい場合は、手で代用します。ゴム手袋をはめ、その上からビニール袋を二枚重ねてゴムで留め、手をグーにします。そのまま便器の排出口にこぶしを入れて、つまっている異物を押し流すつもりで、前後に動かします。排出口にこぶしが入らない場合は、手のひらで押し流すように動かします。

つまりが解消したら、終了です。

 

これでもつまりが解消しない場合には、水道処理受付センターにお電話ください。

エバーリンクス 2021.09.18

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